野球拳





「一護、手を出せ」

「ウルキオラ?ん、何、どうした」

「手だ」

「あい」

「…それはパー、だな?ならば俺の勝ちだ」

「ちょ、待てじゃんけんならそう言えよお前!も一回!!」

「…俺の勝ちだ」

「くそぅ…何か悔しいんですけど!ていうか、じゃんけんなんてどこで覚えて…」

「脱げ」

「…は?」

「服を脱げ一護。貴様は今俺に負けたろう」

「え、ちょ、ちょっと何だそれどういう理屈だよ!」

「良いから脱げ」

「ぎゃー!!」





だだだだだだだだ、ばんっ!!



「アレ一護、どした?そんな色っぽいカッコして。グリムジョーに襲われちゃうよー(笑)」

「…ディ・ロイ…ギンはどこだ?」

「え…いや知らないけ」

「あれー一護ちゃん何で半裸なん?」

「市丸てめぇ!!てめぇだろウルキオラに変なこと教えたのは!!」

「あっはははははは!いや僕なんも知らんよー」

「思いっきり笑ってから言う台詞かー!!あいつに野球拳なんか教えやがって!!」

「ウルキオラなんか、1、2枚で終わりやん。一護ちゃん全然勝てんかったんやなぁ」

「うるせぇうるせぇ!俺のウルキオラで遊ぶんじゃねぇ!!」

「えぇーちゃうよ。ウルキオラ使ぉて一護ちゃんで遊んどるんよ」

「な お 悪 い わ !!!」






2006.7.17 sakuto kamunabi BLEACH TOP