「ええ加減にせんとしばくでほんまに。何べん言うたら分かんねや」

   「こっちの台詞や。分からんやっちゃな、眼鏡割ったろかガキが」



   「…さっきからなにやっとんねんあいつらは」

   「あ、真子お帰り〜」

   「お帰りなサイ」

   「おう。っちゅうか、リサとひよ里は何や、喧嘩中か?何で誰も止めへんねん」

   「…いやぁ…ちょっと…」

   「あそこには入れないな。というか入りたくない」

   「お前も逃げたほうが身のためだ」

   「え」


   「あの硬派な感じが何で分からんのや!

   そんでもってちょっとシャイな感じが女として守ったり守られたりしたなるやろ!」

   「これやからガキはあかん。そういうストイックさに逆にむらむらっとくるんやん。押し倒したなるやろ!

   いっそ裸白衣とかさせたなるやろ!!」

   「阿呆か!ちゃんと服着てるほうがええに決まっとるわ。

   そんでついでに眼鏡とか掛けさせたらきゅんとするやんか!」

   「眼鏡はエロアイテムや!顔射用や!!」

   「なっ…なんちゅー事ゆうねん!リサ、お前エロ本の読みすぎで頭ン中腐っとるんちゃうか!」

   「そっちこそ少女マンガの読みすぎやっ」




   「………何やねんあれは」

   「う〜ん、何と言うか、意見の食い違いと言うか…嗜好の問題って言うか」

   「??とにかく煩くてしゃあないわ。おいお前ら、ええ加減にし」

   「あ、だからやめたほうが…」

   「真子!あんたは黙っとき!!これは女と女の戦いや!」

   「ハゲには関係あらへん!」

   「つか、一体何をそんな二人して熱くなってんねや。議題は何や」

   「あぁ?そんなん」


   
   「「一護は乙女萌えか腐女子萌えかに決まっとるやんか!!!」」



   「…はぁ?」   

    
   「乙女萌えに決まっとるやろ!あいつで不埒な想像すなや!!」

   「腐女子萌えや。そんでもって受けや!総受けや!!お子様にはわからへん」

   「あない綺麗でかっこええのんが何で受けなんや!」

   「それだけじゃなくて一護は可愛いやないの!そんであの強気な態度…襲いたなるやろー!泣かしたなるわ!!」

   「そんなんあかん!!」
   


   「…意味分かるか、お前ら…?」

   「全然分かりまセン」

   「あ、でもベリたんが可愛いっていうのは分かる〜!」

   「あーまぁそれは…」

   「…ひよ里、リサ…お前らなぁ…」

   「真子?」

   
   


   「一護はロリショタや!!!」


   

   「「「………」」」


   「15歳やぞ!?ぴっちぴちやぞ!!あの細い脚、細い腰!穿かせるなら半ズボンかゴスロリやろが!」

   「は…阿呆か。ハゲ」

   「阿呆やな。ハゲ」

   「二人してハゲハゲゆうなや!一護が信じたらどないすんねん!大体なぁ、あいつは…!」




   「…何やってんのあいつら」

   「…今近づかないほうがいいぜ一護」

   「危ないデスから」

   「あ?何が」

   「あ、ベリたんお帰り〜!えいっ」

   「わ、ちょっと抱きつくなよ、重いって」


   「「「抜け駆け禁止―――っ!!!」」」





   爛れたリサと夢見がちなひよ里。ついでに変態な真子。
   2006.4.29 sakuto kamunabi                             BLEACH TOP

  
ゴスロリは…ちょっと…(泣)。(しかも裸白衣に眼鏡って何そのマニアックさ)
   ていうかほんとすいません…!しかも仮面の軍勢誰が誰やら。一部しか分かんないですね。
   それに何て云うかこう、もう少し一護の萌え部をうまい事表せたら良かったんですけど!(笑)
   無理でした…orz もっとあるよ!ベリたんの萌えどころ!!